インナードライ改善 スキンケア×アンチエイジング科学

インナードライ肌の根本原因とは?保湿しても乾く本当の理由と科学的ケア

目次

  1. インナードライ肌とは?表面うるおって中はカラカラの危険信号
  2. なぜ保湿しても乾く?本当の原因を“科学的”に分解する
  3. インナードライを引き起こす生活習慣とNGケア
  4. 今日からできる!根本ケアに必要な3つのステップ
  5. よくある質問(FAQ)

1. インナードライ肌とは?表面うるおって中はカラカラの危険信号

「肌はテカるのに、つっぱる感じがする」「化粧ノリが悪い」
こういった状態は、表面は脂っぽいのに、内部は乾燥している=インナードライ肌の典型例です。

見た目ではうるおって見えるため気づかれにくいのが特徴。
しかし放っておくと、バリア機能の低下・毛穴の開き・炎症・加速的老化につながるリスクがあります。


2. なぜ保湿しても乾く?本当の原因を“科学的”に分解する

❌ 原因①:角層のラメラ構造が乱れている

肌の角質層は「細胞間脂質(セラミドなど)」によって、水分をキープしています。
このラメラ構造が乱れると、水分がすぐに蒸発 → “保湿しても乾く肌”になります。

❌ 原因②:肌が「保湿依存」になっている

過剰な保湿は、肌の自活力(=自ら潤う力)を奪うことも。
とくに油分リッチなクリームだけに頼ると、肌は「もう潤わせなくていいんだ」と勘違いしてしまうのです。

❌ 原因③:水分補給≠保湿ではない

多くの人が勘違いしているのが、「化粧水で水を入れた=保湿した」ではないということ。
**水分+油分+角層バリアのすべてが揃って初めて“保湿が成立”**します。


3. インナードライを引き起こす生活習慣とNGケア

NG行動その理由
熱いお湯での洗顔皮脂が流れすぎ、バリア破壊
アルコール入り化粧水一時的にさっぱりするが、水分を奪う
洗顔後すぐ化粧水のみ肌がむしろ乾きやすくなる(蒸発)
クレンジングの摩擦角層にダメージ → 水分保持力が低下
睡眠不足・ストレス肌のターンオーバーが乱れ、回復力が低下

4. 今日からできる!根本ケアに必要な3つのステップ

✅ ステップ①:肌を「育てる洗顔」に変える

  • 低刺激&弱酸性
  • 朝はぬるま湯洗顔 or アミノ酸系洗顔料
  • 洗いすぎ禁止

✅ ステップ②:「水分保持力を高める」成分を使う

  • セラミド(特にヒト型)
  • ナイアシンアミド(バリア機能サポート+くすみ改善)
  • NMF(天然保湿因子)含有製品を選ぶ

✅ ステップ③:「自ら潤う肌」を目指すサイクルへ

  • 1ヶ月以上継続 → 肌の回復リズムに合わせて調整
  • 夜のスキンケアで「守る」→ 朝は「整える」
  • NORMなどの内側ケアサプリで相乗効果を高める

5. よくある質問(FAQ)

Q1. インナードライ肌はオイリー肌とどう違うの?
A. オイリー肌は“皮脂が多く水分もある”状態。インナードライは“皮脂は多いが水分が少ない”状態で、別物です。

Q2. 化粧水を何度も重ねづけすればいいの?
A. 重ねすぎは蒸発を早めて逆効果になることも。1回でしっかり浸透させ、油分でフタをすることが大切です。

Q3. 改善にはどれくらいかかる?
A. 肌のターンオーバー周期を考えると、最低でも4週間の継続が必要です。焦らずじっくり育てる意識を。

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